「外面が良いにも程がある。」ネタバレと感想　尾崎衣良

地味女が意外な素顔を見せる漫画「外面が良いにも程がある。」尾崎衣良作で、１巻完結の短篇集。

合コン大好き、２５歳のチャラいサラリーマン、瀬高が合コンで「２０点女」と採点した地味でダサいメガネ女に調子を狂わされ！？

いつものような「外面の良さ」が使えなくなってしまい・・・そして、彼女の意外な素顔とは！？

「外面が良いにも程がある。」のネタバレ

外面さえよくしておけば、世間はうまくわたっていけるし、女の子だって合コンですぐにコロッと騙されて「優しい人」と思ってくれる。

外面の良さで女の子に好かれやすい男・瀬高は合コンが大好き。元カノ主催の合コンで、新しい女の子を物色。

「みんな、かわいいね〜」なんて言いながら、心では「２０点、４５点、７０点」と女の子たちに点数をつけているくせに・・・。

今日はハズレでがっかりだな、と思っていた瀬高は、ふと最低得点をつけた２０点女の吉野の食べ方の綺麗さに気づく。

「この子、食べ方キレーだな」

合コンに来るようなタイプに見えない、地味な洋服、髪型、メガネ姿の吉野は、からかわれて席を立ってしまいますが・・・瀬高は彼女のことに気になってしまい、後を追いかけてデートに誘う。それが吉野の策略だとも知らずに。

世の中なんて、ちょろい。外面さえ良くしていればと、そう思っていた瀬高でしたが、彼自身には自分が腹黒い、という認識はもっています。

しかし、吉野は・・・純情そうで素朴に見えるのに、随所に腹黒さが垣間見えてきて「天然腹黒・外面女」だったんですねえ。

一見、ダサい姿をしているのも、ひょっとしたら彼女の男を誘うテクニックでまさに「外面がいい」というわけです。

驚きの展開のつづきは・・・結末はあなた自身で確認してみてくださいね！